フォテージイン美瑛フォトコンテスト結果発表

先日、第一回フォテージイン美瑛フォトコンテストの審査会があり、全74枚の応募作の中から特別賞を含む9枚が選出されました。

 

【結果発表】

【最優秀賞】(一作品)

高田 梨乃「天の川へ続く道」

【コメント】
まだ札幌に住んでいる頃、遠征にこちらに来た際、同じく受賞されている松井さんに連れて行っ
ていただき撮影した一枚です。
なんのイメージもわからないままこの場所にたどり着き、第一印象はとにかく真っ暗。
次第に暗闇に目が慣れてきた頃、見えてきた真っ直ぐに登るダイナミックな天の川を目の前に言
葉を失いました。
正直美瑛は光害が多く、あまり星の撮影には向かないのかなと思っておりましたが、この場所に
関しては光害も少なく星の撮影には適している場所でした。
美瑛といえば、木が有名ですがこちらにも美瑛らしい1本の木がありとてもよいアクセントになっ
てくれました。
自分が感動したこの感覚を、たくさんの方にも味わっていただきたくこの作品を選びました。

 

【優秀賞】(二作品)

岩永 亜希子「共生」

【コメント】

美瑛で自然と共に生き、温かい思いで寄り添い、融雪材を散布する農家さんの営みは、
美瑛の美しい景色だと感じました。

 

若菜 和也「朝霧の丘」

【コメント】

撮影データは昨年9月17日AM5:44の撮影ですが、朝霧に日が射し込んで夢中でシャッターを押しました。

 

【入選】(三作品)

三上 彰一「夕暮れのそば畑」

【コメント】

隠れた場所にひっそりと広大なそば畑が広がっていました。
そば畑に夕日の光を当てようと考え時間を見計らって撮影しました。

 

斉藤 恵一「荒天の前触れ」

 

斉藤 均貴「秋晴れの丘」

【コメント】

撮影日は昨年の10月27日。朝から雲ひとつない快晴で、絶好の撮影日和でした。雪を纏った十勝
岳連峰がとてもクッキリ見える日でしたので、主役は大好きな十勝岳。三分割法で赤い屋根の家
を配置し、青空と山の白さがより映えるように、PLが一番効くと思われる時間帯に撮影しまし
た。
選出いただきまして、本当にありがとうございました。

 

【特別賞】(三作品)

浦野 晶澄「朝の沈黙 今 この瞬間」

【コメント】

今年5月人生初の写真展(個展)Landscapes?北海道? 開催のため
1月に続き2回目の撮影のため3月5日(移動日)から8日(移動日)美瑛を訪れました。
狙いは青い池と星空、クリスマスツリーの木と星空でしたが かなわず
美瑛最終日の朝 早めにホテルをチェックアウトし新千歳空港へレンタカーで移動する途中、
ここへ立ち寄りました。到着したのは朝7時前で 私ひとりでした。
手前の1本の白樺の木を左手側に置いてみようと画面右手側の農業小屋の方向に
移動しているとキタキツネが小屋のほうから現れました。
立ち止まり、息を殺し、正面に来ることを願うだけで構図も決まらず、三脚も立てず
絞りもシャッタースピードも確認できず シャッターボタンに指を置くことだけが
その瞬間のすべてでした。まだ、まだ、まだ未熟であることを思い知らされた瞬間でもありました。

 

佐藤 直也「夏景色」

【コメント】

この撮影をした日は、天気が悪い日が数日続いた後の雲が印象的な日でした。この時期は牧草ロー
ルを追い求めて美瑛を走り回っていました。一番好きなこの場所でのロールが見られる日を狙っ
ていました。夢中で良いカットを思い描いて撮影していました。

 

松井 保「永遠に」

【コメント】

この場所ではもう数年前から星の撮影をしております。
2本の木が仲良く寄り添うシルエットが愛らしくてとても好きなのと、春から秋にかけての夜空、
特に天の川は全方向から見る事ができる数少ない場所でもあります。
そして今回の作品のように、季節によって2本仲良く並ぶ木の中心に天の川、その上には織姫と
彦星、夏の大三角形が彩りを添える光景を見ることができます。
この寄り添う木がずっと見られる環境が続けば良いなと思うと共に、この綺麗な天の川もずっと
見られるといいなと思い、タイトルに「永遠(とわ)に」と付けさせて頂きました。

 

入賞されました皆様、おめでとうございます!

第二回のフォトコンテストも開催予定ですので、今から来年のフォトコンテストへ向けた作品作りに是非美瑛へ!

また、ご協力いただきました佐藤社長、大崎氏、菊地晴夫氏、中西敏貴氏に厚くお礼申し上げます。

 

お宿にご宿泊希望の方はこちらから?

5月は通常シーズン料金5500円となります。

6月からはハイシーズン料金6500円になります。

館内フリーWiFi完備、洗濯機無料、美瑛町の街中にありますので長期の撮影の際にも大変便利です。